【あかみ&しらた】

木には年輪があり、毎年樹齢を重ねるごとにその数を増やしていきます。

毎年、年輪として木の新しい細胞が誕生しますが、やがて古い細胞は死んでいきます。

死んだ後で含まれていた化学物質に変化が起き色がつき濃くなってきます。

総じて、周辺の新しい細胞の年輪が【しらた】、中心にある褐色の年輪が【あかみ】と言われています。

【あかみ】は、樹液などが固まり、虫害を受けにくく、また、腐れにくくなります。

【しらた】は、成長段階で水分が多く害を受けやすく、腐れやすくなります。

見た目は【しらた】がきれいで人気がありますが、木材としては【あかみ】に価値があります。

【しらた】【あかみ】を併せ持つ源平を含めて、適材適所で使い分けます。


SASALABO

知らずして造らず

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